#1 金沙遺跡と太陽神鳥
成都西郊の住宅街の下に、三千年前の祭祀跡が眠っています。その小さな金箔「太陽神鳥」は、今や中国文化遺産のシンボルです。
成都西郊の住宅街の下に、三千年前の祭祀跡が眠っています。その小さな金箔「太陽神鳥」は、今や中国文化遺産のシンボルです。
突き出た目、大きな耳、黄金の仮面と青銅の神樹。正史がすっかり忘れていた文明です。三星堆は中国上古史を書き換えました。
赤かと思えば黒、袖が一薦めば役者の顔が一瞬で別人に。川劇の変臉は生きた魔法で、成都こそがそれを最高に見られる場所です。
成都はかつて一枚の絹で天下に名を知られました。それは二千年前から極上でした。今日どう織られ、何を買うべきかをご紹介します。
竹の椅子に腰を下ろし、蓋碗のふたを取って、午後をひとつ無駄にする。成都の茶館は街の魂で、単なる飲み物ではありません。
千八百年もの間、中国人に崇められた名宰相・諸葛亮は成都に眠ります。武侯祠は三国伝説の心臓部です。
彼は中国最大の詩人と呼ばれます。亡命し、貧しく病みながら、成都郊外の茅屋で中国語で最も有名な句を書きました。
都市公園のど真ん中にある珍しい地下の帝王陵。そして二十四体の石楽伎が千年後も「演奏」を続けています。これが永陵です。
東の丘の林の下に、明代の蜀王十四人が眠っています。石の像、参道、地下宮殿。成都の静かな王家の墓地です。
成都は2300年にわたり城壁に囲まれ、また壊されてきました。偉大な城壁のほとんどは失われましたが、頑固なレンガの残片が現代都市のど真ん中に立っています。
成都市中心の三本のレンガ路地に、清代の満州軍城が隠れています。寛窄巷子は昼はきれいですが、その物語は旧中国の深みへと続きます。
成都のロマンスのすべて、蜀錦、詩、酒、そしてあの唐代の女流詩人まで、この川に流れています。夕暮れに川岸を歩けば、街の記憶を歩くことになります。