賴湯円(ライタンユエン)は成都を代表する甘味。光緒年間、賴元興という屋台が老城東門の前で小さな団子を売り、生地を驚くほどなめらかに仕上げて、いくらゆでても割れないと評判になった。1930年代に店を構え、今日では成都の冬の風物詩。冬は温かく、夏は冷やして一年中食べられる。
中身のとろける餡
皮はもち米の水磨き粉で、ひたすらなめらかに練る。餡は熱くとろける:黒ごまにラードと砂糖を合わせたもの、砕いたピーナッツ、こしあん。生姜汁の薄いシロップで甘すぎない。一口かじれば熱い餡が口の中で広がり、外側はもちもち。
注文と組み合わせ
「五味」盛り合わせなら五種類食べ比べできる。一人なら小さな茶碗に6個。緑茶を添えて甘さをリセット。地元では火鍋の後の〆に頼むことも多い。
実用情報
- 住所:賴湯円総店、中中街の文化宮近く。錦里や宽窄巷子にも支店。
- 交通:地下鉄2号線通恵門または人民公園駅から南へ路地へ。
- 営業:9:00~21:00前後。
- 予算:一碗 ¥15~28、五味盛り ¥28~45。
- コツ:冬は温かく(ルー)、夏は冷やして(ビン)。頬張る前に3秒吹いて、中身が熱い。
旅行者へのワンポイント
辛さはまったくなく、ベジタリアン以外でも安心。餡にラードが入っているので、完全菜食の人はこしあんを選ぶとよい。辛い食事の後の口直しに最高。