外国人が成都を形容するとき、最も多いのが「のんびり」です。その空気は博物館からではなく茶館から来ます。成都では、茶は持ち帰りの朝のコーヒーではなく、何時間も過ごす場所、茶館なのです。茶器は有名な蓋碗。深い陶器の碗、小さな受け皿、そして蓋で、蓋の開け閉めで茶の濃さを調節します。
蓋碗の使い方
- 蓋を少しずらすと茶が開き、蓋を半分かけると抽出が止まります。
- 席を離れるとき蓋を斜めに載せておけば、店員が何も聞かずに湯をつぎ足してくれます。
- 茶碗は要りません。蓋で茶葉を遮って、椀の縁からそのまま飲みます。
茶館でほかに何が起きるか
成都の茶館は街全体の居間です。老人がカードや中国将棋を指し、旅行者が本を読み、友達がおしゃべりし、そして行商人が耳掃除(採耳)をします。有名で少し風変わりなこの儀式では、技師があなたの耳を柔らかく掃除し、うつらうつらさせてくれます。店員は大きな銃瓶を持って歩き、1メートル離れたところから湯をこぼさず注ぎます。ジャスミン茶一杯を頼めば三時間座れ、湯の継ぎ足しは無料です。
最高のクラシック茶館
巡礼先は人民公園の中にある鶴鳴茶社です。百年の老舗で、プラタナスの木の下に竹の椅子が並び、観光客は多いですが地元の人も本当にいて、成都のペースを知る最高の入り口です。
実用情報
- 住所:青羊区少城路人民公園内
- 交通:地下鉄2/4号線人民公園駅、出てすぐ公園
- 営業時間:公園は早くから。茶館は概ね8:00〜22:00
- 料金:公園無料。茶は一人約15〜40元、湯の継ぎ足し無料。耳かきは約30〜60元
- ヒント:平日午後が最も穏やか、週末は大混雑。食事を注文する必要はありません。座って、眺めて、午後を流せばいい。ここでは競争はありません。
誰も慌てない街で、蓋碗の茶館は成都でどう過ごすかの取扱説明書です。