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歴史・文化

#4 蜀錦と蜀繍

成都はかつて一枚の絹で天下に名を知られました。それは二千年前から極上でした。今日どう織られ、何を買うべきかをご紹介します。

#4 蜀錦と蜀繍

成都が大都市になるずっと前から、ひとつの贅沢品で有名でした。蜀錦です。この金彩絹織物は、古代中国で蘇州や南京の名錦と並び称されました。漢王朝はここに「錦官」を置いて織物を管理し、成都の最古の異名は「錦官城」となり、のちに詩情あふれる「蓉城」へと続きます。

錦と繍の違い

  • 蜀錦は織って作ります。模様は機織りの段階で織り込まれ、伝統的に大型の木製縦機を使い、色は濃く裏表もほぼ同じ精美さです。絹の光は控えめで重厚です。
  • 蜀繍は刺繍で作ります。無地の絹地に針と絹糸で模様を一针一针縫い上げます。中国四大刺繍の一つで、生き生きした魚、パンダ、山水で有名です。一本の糸を48本に裂くこともあります。

織るところを見るには

成都蜀錦織繍博物館では、今も職人が古い木製織機を動かしています。十九世紀の縦機で柄を手で結ぶ織り手や、絹の上を飛ぶ刺繍娘の針を見られます。染色工程も展示され、本物の(安くはない)作品も売られています。蜀錦のスカーフや、額装した小さなパンダ刺繍は、成都で最も本格的なお土産です。

街を名付けた川

新しく染めた錦を川で洗って色を固めたため、その川は錦江、つまり「錦を織る川」と呼ばれました。今でも夕暮れに岸を歩けば、この絹が成都を富ませた理由を感じられます。

実用情報

  • 住所:成都蜀錦織繍博物館、青羊区草堂東路、杜甫草堂に近接
  • 交通:地下鉄4号線草堂北路駅から少しタクシー。杜甫草堂と同じ午前に組み合わせられます
  • 開館時間:約9:00〜17:30、作業場は少し早く閉まります
  • 入場料:博物館は無料の場合が多いですが、作業場棟は少額の料金のことがあります
  • ヒント:刺繍は裏返して見ると出来がわかります。完全手工は高価です。「手刺繍」のパンダが30元なら機械製です。売店での値切りは想定されていません。

漢代の「錦官」以来二千年、成都は今なお最も遅い方法で、一针一针、絹を織り続けています。

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