旧市街の南、錦江の対岸に広がる天府新区は、2014年に国務院の承認を受けて設置された国家級新区です。成都の未来の中央業務地区であり、内陸開放のパイロット地区として計画されました。武侯・双流・龍泉驛・簡陽の一部を含み、計画面積は1500平方キロを超え、天府センターと天府グリーンハートを中心骨格に拡がっています。交子大道のツインタワーと成都自然博物館は、二十一世紀型成都の新しい名刺です。
ビジネス訪問者にとって天府新区は、外資地域本社、越境金融機関、新エネルギー車サプライチェーン、デジタル系スタートアップが集まる場所です。商業施設やインターナショナルスクールの送迎バス、外国人向け診療所も整いつつあります。夜八時を過ぎると静かになるため、多くの外国人は市中心部に住み、南へ通勤するスタイルを選んでいます。
主要産業
- デジタル経済とソフトウェア:クラウド、ビッグデータ、AI、産業インターネット。
- 本社経済:フォーチュン500の地域本社、中国上場グループの拠点、地域銀行。
- 現代金融:越境人民元決済、フィンテック実験区、金融リース。
- 新エネルギーとコネクテッドビークル:R&D と周辺サービス。
- コンベンション:中国西部国際博覽城は西部最大級の展示場。
実用情報
- 住所:交子大道・天府大道沿いのコアエリア。
- 交通:地下鉄1号線が天府公園・西博城まで直結。春熙路から35〜50分。
- 営業時間:オフィスビルと商業施設はほぼ09:00〜22:00、行政窓口は平日09:00〜17:00。
- 目安:商業施設のフードコートで昼食45〜80元、タワー内のビジネスランチは120〜250元。
- 注意:ラッシュ時は地下鉄が正解。大規模ビルには英語表示があるが、小規模オフィスは中国語中心。
外国人ビジネス訪問者へ
天府新区はまだ成長途中です。夜は上海・広州より静かですが、坪単価は明確に安く、通勤時間も許容範囲です。外国商工会議所や一部領事館も機能を移しています。視察には通訳またはバイリンガルの同行者を連れ、住所はピンインでドライバーに伝えてください。初回は下見と割り切り、2回目で借りるビルを決めるのが堅実です。