成都では街角ごとに緑・赤・チェーンブランドの薬局(yàodiàn)を見かけます。中国は世界でも有数の薬局密度で、ほとんどの日常薬は処方箋なしで買えます。中国の薬局の中身を知り、深夜2時にどこへ行けばよいか分かれば旅行はずっと楽になります。
薬局の構成、自由に買えるもの・買えないもの、尋ね方を解説します。一般情報であり医療助言ではありません。薬・症状・常用薬との相互作用に迷えば薬剤師か医師に。用量を超えて飲まないでください。
薬局にあるもの
典型的な中国の薬局は三つの製品群を扱います:
- 一般用医薬品(OTC):風邪薬、鎮痛薬、胃薬、アレルギー薬、咳止めシロップ、絆創膏、体温計、応急手当用品。通常はオープン棚に。
- 漢方薬・中成薬:涼茶、咳止めシロップ、膏薬、風邪・消化・筋肉痛向けのおなじみの処方。多くは配合剤です。
- 処方箋医薬品:抗生物質、強い鎮痛薬、慢性疾患薬はカウンター奥に。中国では抗生物質などは原則として医師の処方箋(chǔfāng)が必要です。
多くの薬局はベビー用品、生理用品、基礎化粧品、ビタミン、血圧計などの医療機器も扱います。
薬の買い方
店内に入り、必要なものを伝えれば薬剤師(yàoshī)が手伝ってくれます。スムーズなコツ:
- パッケージを持参:いつものブランドがあれば写真や箱を見せて。中国のジェネリックは名前が異なることがあります。
- 症状を簡潔に:「頭が痛い」「鼻水が出る」「おなかが痛い」。
- ラベルを確認:赤または緑のOTCマークを探し、箱の用法用量を確認。中国語が読めなければ薬剤師にスマホに書いてもらって。
- 配合風邪薬に注意:中国の風邪薬は複数成分配合が多く、持参の鎮痛薬と重ねないように。過量になります。
- 重複を確認:常用薬を伝え、同じ有効成分の重複購入を避けて。
実用情報
- 探し方:大通り、ショッピングモール、病院近くにほぼあります。光る「药店」の看板を。同仁堂(Tóngréntáng)は漢方中心、海王・大参林・益豊などのチェーンは一般薬を扱います。
- 24時間薬局:多くの市街地薬局は本体が閉まっても夜間窓口を残します。「24小时」表示や明かりのついた夜間窓口を探して。大病院近くには深夜対応が普通あります。
- 営業時間:多くは朝早くから夜遅くまで。24時間店はまちまち。
- 費用:一般用薬は非常に安価。風邪薬や鎮痛薬の一疗程で数元〜数十元程度。ブランドで価格差が大きいので比較を。
- ヒント:箱と領収書を保管。慢性疾患や常用薬があれば翻訳済みリストを。症状が改善しない・悪化する・発熱や発疹・呼吸困難があれば自分で市販薬を続けず受診を。